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Channel: 山下智久 ゆっくりとそのままの君で
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カタストロフと美のちから展 アイデンティティの復興

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お久しぶりです。
山下ごとでなくてすいません。
平日ツアーなものでなかなか出かけられなく
別のイベントで楽しんでる今日この頃です。

森美術館の15周年企画
“カタストロフと美のちから展“
このアーティストトークに参加してきました。

15周年記念になんでカタストロフ(大規模災害)なんだろうという、その疑問でこの企画展が気になってまして、
アーティストトークがあるというのでそこが垣間見えるかな、の参加です。

展覧会は好きですが現代美術は見るのは2~3割程度。
普段は古典宗教画、もしくは日本画が好みです。

アーティストリレートーク。
予定されていた
お話しされたのは宮島達男さんと宮本隆司さん。

本トークは堀尾貞治さんが話される予定だったのですが急逝されたので、のピンチヒッターだと思うのですが興味深いお話でしたし、
堀尾さんが亡くなる前にリハーサルと称して描かれた墨絵も見せていただきました。
あまりこの話を詳しく話しても面白くないでしょうからざっくりと。

知らなかったな、と感じたことのひとつは、
アーティストってのは社会の中でこういうときに“役立たず感“のコンプレックスがあるんだな、と思った。
町の灯りを消し、エネルギーを大切に使うために落とされるイルミネーションや街頭アート。
ご自分もそういうことをしたいとも思えず。
無力感に打ちのめされて、
アートの世界に生きるのもつらそうだなと思った。
アーティストとしてのアイデンティティの喪失感。
街の復興ばかりでなく、
それよりももしかしたらもっと深く
individualな私のアイデンティティの復興がこのアーティストたちの願いであり心の叫びなのかな、と思った。

生きがいと社会貢献。
そういうものを頼りに人としての業みたいなものを一身に受ける存在がアート(アーティスト)なんだなと思った。
何でこのテーマ(カタストロフ)なんだろうという疑問の理由がわかったような気がした。
“私ってなんだろう“、なんだよね。

そしてカタストロフは離れた場所にいつつもその巨大さ故、共通の経験として、
ヒトとヒトの魂を寄り添わせる鎮魂歌としての役割も持つのかな、とも思った。

奇しくも山下くんが良いエネルギーを届けたいとか、社会貢献になるものを、というのととても近しいものを感じた。
私の仕事はとても現実的で、なんの役に立つか分からない、ということはないし、
信念をもって追い求めることができるから気がつかなかった、その苦しみと欲求。
こんなところでそれを聞くとは思わなかったので驚いたし、少し悩んだけど今日ここにアーティストトークを聞きに来てなんとなくよかったなと思った。

この展覧会には海外のヒトが数多く見にきていた。
家に戻る時間の関係で展示はゆっくりとは見ることができなかったから、もう一度ここに見に来たいなと思った。


さて。
本日は浜松のコンサートだったんだよね。
ツアーも後半戦。
山下くんは楽しく過ごせたかな。
雑誌もたくさんでるし、
アナザースカイにも出るんだってねキラキラ
こういう時期は本当に素敵なことです。
アルバムもここまで12セット36枚予約した…けど
ここのところツアー行けてないからその後増えてない!
追加するよーといいつつこの週末はその美術館に行ったのと、日曜は部活引率で埼玉まで出かけたのですっかりすっかりでした、ごめんね山P。
アルバムは、渋谷のHMVに取りに行くっていうやつが今となっては一番めんどくさいかな?(笑)
配送してもらって家に大箱ダンボールがどしどし届くと家族がビビるので店舗に取りに行くことにいたしましたのです。

アルバムはとても楽しみ。
今回はFuture Fantasy映像のおまけが付くので二度おいしい、だよね。
フラゲの日に休めたらなあ、なんて言う贅沢なことを考えてたけどやはりそれは無理なので(笑)
少し早く帰れたらいいな、と思ってます。

なんでこんな忙しい時期に平日地方ツアーなんだよ、という愚痴は一週間に一回くらいは言ってたけど、そろそろまた私が参加できる場所に戻ってきてくれそうです。
はあ。待ってる間、長かった。
でもこの後半戦が始まったらあっという間にオーラスでツアーが終わっちゃうんだよね……。
この寂しさを感じ始めるのは早すぎるとは思うけど、時が過ぎるのは早いなと感じてます。
また会えるよね?
こう聞くのは早すぎるけど、
山下くんがずっとこの楽しい季節をコンスタントに感じられますようにと願ってます。

じゃ。おやすみ。
良い夢見ようね。


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