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Channel: 山下智久 ゆっくりとそのままの君で
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2020から2021へ 世界よ平和になりんしゃい!

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2020年ありがとうございました。
2021年もよろしくお願いします。
世界が一変した2020年でした。
新型コロナという外的要因で価値観を変えざる得ない、価値観の変化のスピードをぐぐっと加速させる一年だったと思います。
山下くんは踏み出したね。

☆2020年☆
私はここまで山下くんがいう“良いメッセージを届けたい“の言葉が実はちょっと好きでなかった。
ちょっとつまんない男になっちゃったな、とこっそり思ってた。

その言葉が
かっこいいから真似をする、みたいなことは良くない、そんな役目も背負ってるから悪人役はできない、と言うような言葉とリレーションして聞こえていて、

それは違うよ山P、って思ってた。
エンターテイメントって良い教条を伝えるとか世界への使命に目覚めさせるとかそういうことじゃなく、ただ楽しいってので充分なんだよ
それじゃあ山崎努さんとの金庫破りの映画だって出来ないじゃんか。
例えばシェークスピアは殺人と不実ばかりだ。
それはそこで時には殺人を犯した人のやるせない気持ちをトレースしたりして自分を重ね合わせて浄化していったり、不実の愛を見て涙したりしながらも、時には自分が現実では出来ない荒唐無稽な事柄をやらかしてスカッとしたり。
そうやって、やくざ映画を見て劇場を出たら肩で風を切って歩くけど、
また私たちは次の朝にはメトロノームのような変わり映えのしない日常のせねばならぬことを果たしに行く。
エンターテイメントってそういうものだと思うよ。

現実の世界を見に行くのではない。
テレビや劇場に求めてることは日常生活ではなく非日常なんだよね。
もちろん、伝えたいことの明確なコード・ブルーのようなドラマに関われたことは財産だと思うし、そういうドラマもある。
けれども私たちは半沢直樹のように上司に声を荒げることもしない。
ルパンを見てすかっとしたり大笑いしたりする、
それがエンターテイメント。
山下くんを好きになった抱きセニョはクロサギの主題歌で、クロサキは私にとって甘酸っぱさのある青さの象徴。
ダークヒーローのなにが悪い?と心の中で毒づいてた。

自分を規制するような考えの呪縛はやめるべきだと私は思っていたし、
なんかつまんない子になっちゃったな、って思ってた。
こっそり友だちにはそんな話をしてた。

たぶん。
この言葉は、コード・ブルーに絡めて話されることが多かったから、
“この仕事は失うものが多い、それだけの価値があるのか“、からの
“この仕事に意味を見いだしたい、やりがいを見いだしたい“、で
彼が自分を納得させるために見つけた答えの一つが“良いメッセージを届ける“だったのだろうと思ったし、
彼が、自分を納得させなきゃならない、その失った情熱のかけらをどうこのあと補完していくんだろうと私は心も痛めてた。

そして今年。
山下くんは自分の夢を追いかけて今いる場所を去ることにしていたと聞くことになった。
その時ですら、チャレンジしにいく側面だけを私は見ていた。
そのことについては前回のブログに書いたからここでは書かない。


そして先日山下くんの連載ViViの最終回とインスタグラムの更新があった。
その日は関西は1日早いので私はまだ手に取ってなかった。
私が感じてた山下くんの変化に対しての返事のように、インスタグラムで情熱が戻ってきた、と言っていた!

そのことですでに私も心配は払拭されてたけど、
その話をしていた友だちが『あやさんViViは見た?』、と。見てない
『じゃあ、ネタバレでも良いかな、ほんの一部だけ。きっとあやさんは喜ぶと思う!』と送ってくれたその言葉。

“今まで以上に喜んでもらえる、楽しんでもらえる存在になる“、だった。

私はさらに感激した。
そう!楽しんでもらう、それだけでいいんだよ!
山下くんになにがあったんだろう?
たまたまここで退所する事になった映画がコメディだったことのプラスアルファの学びに繋がったのかな。
それとも、ええ!?山下くん、
“みんなが憧れるジャニーズアイドルの呪い“
から解けた??
そう、良いメッセージなんてくそ食らえなんだよ。
あなたが一生懸命生きてる姿だけでもうすでに良いメッセージになってるんだよ、山下くん。

そしてもう一つ答え合わせがあった。
ウィルスミスさんの動画だった。
アルケミストについて語っているウィルさんから、私たちが思ったるよりずっと山下くんはウィルさんから多くの影響を受けてることを知った。
そして、ウィルさんのもうひとつの動画から、
良いメッセージってのは、“誰よりも努力をしてるオレ“は、オレの成りたい者になれる、
人生って無限大なんだ、
オレを見て、あなたも望むなら、あなたにもできると知ってほしい、
そういういい影響を与えたい、とウィルさんが話してた。
ああ、良いメッセージってのはこれだったんだな、と思った。
そして、山下くんは成りたい者になるために一歩踏み出したんだなと改めて思った。


ということで
もちろんジャニーズを抜けたことで出来なくなることもあるだろうことは承知してるけど、抜けたことで私が感じてた呪いみたいなものからも山下くんは解放されたのかな、と思う。
海外挑戦という意味だけでなく、
山下くんが山下くんらしく情熱を燃やして彼が迷いや意味があるのかないのかわからないこだわりから解放されて、情熱のままに彼の人生を力の限りエンターテイメントの世界で努力してくれる事になったなら、2020年、良かったなあと改めて思っています。

 

 


もちろん、ある程度のチャレンジできるチャンスと結果が今後にも得られないとそういう気持ちは長続きしないかもしれない。
だから、毒蛇がでるかもしれない道、なんだろうね。
それでも。
以前脱退したときも東日本大震災の年だった。今年は新型コロナ。
人生ってなんだろう、生きるってどういうことだろう、私はこの世にどういう意味があって生まれてきたんだろう、何に価値があってなにに価値がないんだろう。
そんな価値観を揺さぶるような天災の年に自分を見つめ直すんだろうね。

人生は一度きり。いつどんな運命に巻き込まれて果てるかわからない。
あの時やっておけばよかった、じゃなく、今日その一歩を踏み出そうという、
そういう山下くんを好きになって、
やっぱり好きだな、応援したいな、
こういう子が輝ける世界に、世界がそういう風になってほしいなとこの年の終わりに思います。


☆亀梨くんの話☆
さあ。年の暮れの挨拶に話はうまくまとまったかな?
自分の気持ちの中ではいろいろ繋がっててしっくりはまるんだけど、説明不足のことはないだろうか?と文章を読み直す。

そうだ。亀梨くんの話。
ViViの最終回に山下くんがいっていた
“背中を押してくれた一緒に仕事をしてた仲間、大切な人、行ってこいと言ってくれた“のは亀梨くんじゃないかなと私は思ってる。
そしてそのような状況にもかかわらず送り出してくれた人のためにちゃんと結果を出せるようにやっていかなきゃならないと思わせてくれる人。

以前山下くんが退所したときに話した友だちの亀担さんは
“オファーの話を聞いて亀はきっと山Pに、あとは俺に任せて行ってこい“って二つ返事だったと思うよ“と言ってたけど、
彼女の言う通りだったな、と私は思った。

迷惑をかけてしまったことはファンの私からも謝っておきます。

そしてありがとう、

居ても立っても居られない気もちを理解して送りだしてくれてありがとう。
もちろん違うかもしれない、私が思うだけだ。
いろんなことをいう人がいるかもしれないし(いるけど)、そういう人たちに腹も立てたけど、
山下くんだって、わかってほしい人がわかってくれたてらいいと思ってるだろうし、
…私はわかってくれる人だけでなく全世界にわかってもらいたいけど!けど、
そういう気持ちは2020年に置いていくことにする。

ありがとう、亀梨くん。


☆2021年☆
みなさん、今年もお疲れさまでした。
日々のご苦労もある上に、大切な人が芸能界でどのように扱われるのか、その心労はファンも具合を悪くするほどのものがあったかと思います。
でも、たぶん大丈夫。
彼は情熱を持って歩き始めてくれています。
私たちはついて行くだけです。
来年が山下くんにとって素晴らしい年でありますように。

そして私たちの生活も。

withコロナの生活がもう少しお手柔らかに共存できるレベルで抑えられる状況になりますように。
2020年ありがとうございました。
2021年もよろしくお願いします。


 


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